劇団名「Sturm und Drang」は、ドイツ語で”疾風怒涛（しっぷうどとう）”という意味です。

逆巻く波、そこを吹き抜ける一陣の風
冷静にかつ情熱をもって
作品を作っていきたい。
そんな思いを込めて、この名前をつけました。


2008年の旗揚げ公演以来、
探偵ものを中心に恋愛物語やファンタジーまで
ジャンルをまたいで様々な作品に取り組んで参りました。
劇団15周年を迎える2023年には
ドイツでの記念公演を予定しています。
ドイツ公演に向けて、昨年から「独逸三部作」を展開しており、
昨年夏に公開いたしました第一作「君がため」に続き、この冬は第二作「如月」をお届けいたします。
日本神話を礎にして織りなされる生まれ変わりの物語です。
第一作をご覧いただいたお客様には
より奥深くお楽しみいただけるストーリーになっております。

日本神話は三部作以降も
劇団の柱として作品化していきたいと考えています。
どうぞご期待ください。


これまでの作品は順次動画にて販売・公開の予定です。
前作「君がため」は真っ先にお届けします。
是非事前にご覧いただき、劇場にお越しください。


これからも劇団Sturm und Drangをどうぞよろしくお願い申し上げます。

ご挨拶
　
主宰の結崎です。
格好良い”男役”を目指しています。
男性って、自分の格好良さが分かってないなと思うのです。
あくまで私個人の考えですが・・。

私は、
一人でキレッキレのダンスを踊る男性より、
女性と踊ってパートナーをより美しく見せようとする男性が
素敵だなあと思います。
高価なスーツを身に纏い
肩で風を切って歩いてるビジネスマンより、
お年寄りの乗り降りを
咄嗟にサポートするバスの運転手さんにときめきます。
私は・・、ですが。

男性が意識しないところで見せる

「優しさ」や「頼もしさ」

を心から愛しています。

そんな男性の格好良さを余すところなく表現したい！

それが願いです。


もともとは、大学院で研究をしていました。
劇団どころか、演劇自体も遠い世界でした。
考える事が好きだったので、向いているかなと思っていたのです。

ところが、全く上手くいきませんでした。
何故って、コミュニケーションに飢えてしまったのです。

大学院での研究は想像していたものと全く違って、
非常に孤独な作業でした。

研究テーマが細かく分かれ過ぎていて
誰かと議論を闘わせるなんて全くない、
指導教官とすらまともに話ができない、
そんな世界でした。

それが苦しくて苦しくて・・
どこか息がつけるところを見つけたくて、

気付いたらインターネットで
「劇団」
を検索していました。

おかしな話ですよね。

そこで縁あって入団したとある劇団で
「男役」に任命された。

これが、私の演劇人生の第一歩です。

そこで、真っ先に知ったのが
お客様に見ていただける喜びです。

皆さん、ニコニコと帰られるんですよ。
楽しかったよ」「また来るね」と。

これは衝撃でした。

だって、論文書いてる時は
みんな眉間に皺を寄せるばっかりだったんですから。

「ああ、もうやめられない」

そう思った瞬間でした。


それから、色々な事がありましたが・・、
2007年に独立し、
この劇団Sturm und Drang を立ち上げました。

日頃のご愛顧、ご声援誠にありがとうございます。
たくさんのお客様に支えられ本当に幸せです。

皆様のご声援、ご期待に添えるよう
これからも努力してまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。